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[16]まつだのメールマガジン 満月の夜に vol.15
配信日時(配信数)
2015年05月04日23時20分14秒(422通)
配信数
422通
配信内容
■まつだのメールマガジン 満月の夜に vol.15
+++松田俊輔+++
【澱み・動きの改善からみる身体】
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こんにちは、かたこり整体院のまつだです。
満月の夜、いかがお過ごしですか?
本日は休日の配信なので、夜分になってしまって、申し訳ない。
黙っていると休日は寝てばかりなので、よめちゃんにあちこちのイベントに連れ出されてます(笑)
先週受講した、師匠のセミナーで、たくさんの気づきがありました。今までみてきた世界はなんだったんだろう?
このみている世界を言語化すると・・・あ〜、まつだ先生、別世界に逝っちゃったなぁと思われるはず(笑)
科学がまだまだなので、結局宗教や哲学の言葉を借りないといけない・・・
今回はそんな気づきや臨床での経験から、少し生活に役立つ方向でまとめてみます(笑)
今回のテーマは『澱み・動きの改善からみる身体』
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なんでこうなったのか?
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『わたしの原因はなんですか?』
『なんでこんな身体になっちゃったんでしょう?』
臨床の現場ではよく質問されます。
病気になる、痛みが出る、身体がゆがむ。
原因の原因、原因の原因の原因と掘り下げて、その背景をみていくと、とうぜん人それぞれちがうわけです。
ただ、一つ言えることは、
『生き抜くための最善の選択』
だったことは確か。
そりゃ痛みがない、病変がないに越したことはないです。
誰だってそう思います。
良い悪い、正しいまちがいではなく、生き抜くために、その瞬間瞬間で最善の選択をしてそうなったのです。
生き抜くことを最優先にしていたわけですから、当然痛みや病にもなるわけです。その分、事故や死に至る病にはなっていなかったからこそ、今も生きているわけですね。
それを症状だけをなんとかしようとしても、問題の本質が変わらないと、問題が大きくなるだけというのもみえてくる。
意識もそうですが、非意識(意識できない)、身体を構成する60兆個の細胞がすべて最善の選択をした結果。
昼と夜の境目がわからないように、
どこからどうなったかなんて、ハッキリとはわかりません。
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病になる人、ならない人のちがい
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身体のシステムは完璧という前提に立つと、誰もが病になり、誰もが治癒します。
経験の差で選択、対処のちがいによって病になるかどうか決まります。
システムが完璧でも、どんな経験をしたか、どんな人や環境にいるかが、システムが作動するかしないかのちがいかなと考えています。
『生き抜くための(経験からくる)最善の選択』
生き抜くために最善の選択を自動的にして、完璧なシステムを持っているのが人です。
それだけでは足りない。
人ではなく、人間として生きないと、それは健全ではないのかなと。
こう考えると、人はひとりでは生きいけない。
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澱みと身体
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身体の細胞は常に入れ替わっています。
骨も新陳代謝しているんですよって話をすると、たいていの人はビックリします。
1晩の睡眠で1兆個の細胞が新陳代謝しています。
数ヶ月前の自分とはまったくちがう部品で出来ているんですね。
これが自己同一性保存の不思議。
ただ、唯一新陳代謝しない部分が脳のニューロンです。
前回は、記憶からみた慢性症を書いたのは、このことからです。
身体だけではなく、モノすらも常に動いて、変容している世界。流れて、変化し続けていると考えると、全体からみると、身体という存在は一時の澱みともとらえられるわけです。
広い視点からみれば、澱んでいる状態が普通。
身体の中まで澱んだ場所があると、、、それが痛みや病変部になっている感じです。
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動きを変える施療
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わたしは痛みではなく、動きしかみてません。
施療中や施療後なども動きやすいかどうかだけを確認してます。
なぜなら、痛みというのは主観的な感覚で、共有・共感ができないから、改善のしようがないんです。把握ができないモノ=痛みだけを取るというのはむずかしい。
動きは容易に把握できます。
例えば、野球やサッカーを観戦していると『を、今日の○○は切れが良いね』『ピッチャー、球速が出るよね』という会話がよくありますよね?
身体の動きは素人でも慣れれば把握できます。
デッドボールや転んで痛がっている選手を見て、どのくらい痛いかは把握しづらいですよね?
『あ〜、またあいつ大げさに審判に訴えているよ』なんつって(笑)
子どもも熱や症状ではなく、動きでみると
施療も同じなんです。
『流れる川は濁らず』なんて言葉がありますが、人の身体も動いていて、流動性があり、循環が起こって、絶えず細胞は入れ替わっている状態なら、痛みや病にはなりません。
澱んでいる場所、動きが停滞している場所が病や痛みの原因だったり、病理の本丸です。
家庭も会社も国も同じですよね。
そう考えると、決して身体だけに限ったわけではないことも考えられますよね。ここは整体院なので(笑) 来ていただいた方の身体の動きを改善していきます
プレーヤーと観客、コーチ陣が動きをみて、一体となってゲームが成立するみたいな。
『ここが痛いんです。早く治してください』
『この悪い場所さえなければ・・・』
そう思う気持ち、言いたい気持ちは分かります。
ただ、その想い自体が動きを止めている、澱みを作っていることもあるんですよね。
術者であるわたしがそこに引き込まれて、共有・共感できない痛みに囚われては本末転倒。
あ〜、この先生分かってくれると信頼関係は出来ても、痛みはまったく改善しません。
なので、当院では動きしかみないのです。
動きを改善することで『あれ? 痛くても動ける』『あ、痛くなく動ける』という体験を通して、脳は、外からの感覚入力と、それに対して、自分から出される出力において再学習するわけです。
身体の動きを改善することで、ここさえ治ればという思考にも動きがでてくるわけですね。
自転車を乗りたいと思って眺めていても、10年経っても乗れません。
乗りたいと思って、乗っている姿をイメージして、自転車に乗る訓練を行う。これが運動出力。
自転車なら数日で乗れるようになります。
身体も同じなんです。
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自宅でできる動きの改善
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自分の中が澱んでいる(動きにくい)からといって、自分の中の動かそうとしてもダメ。
人の身体は、常に五感を通して、身体の外を感じていて、外からの刺激で、中が動くように出来ています。
そう考えると、改善のヒントがみえてきませんか?
中を動きやすくする、カンタンな方法だと、
お風呂に入るときに、いきなり湯船にザブンと入りませんか?
シャワーを数分浴びてから、湯船に入ると、動きが出ます。
ね、カンタンでしょ?
たまには大きな銭湯に行って、ジェットバスに入るのもいいかもですね(笑)
畑仕事で鍬を振る。バイクに乗って風を感じる。部屋の模様替えをして、風が流れやすくする。
なんでもいいので、動きでみると変化しやすいですよ〜
そんなわけで、また。
かたこり整体院・松田俊輔
Good Day!
Don’t Forget Your Smile !
あなたの身体と人生が圧倒的に輝き
あなたと・・・あなたの大切なひとたちが、
しあわせになることを心から祈っています
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◆次は新月の夜に会いましょう
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次は5月18日が新月です。
それでは、また。
西暦2015年5月4日
マツダシュンスケ
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発行編集者:松田俊輔
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