その不調、うつ病ではなく、副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)かも?

副腎疲労症候群かも?

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副腎の機能が低下する、副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)は1990年代に米国の医師であるジェームズ・L・ウイルソンによって提唱された概念ですが、日本の医師はほとんど知りません。

一般の病院では副腎疲労症候群の診断(検査も保険が効かない)ができず、症状がうつ病の症状に似ているため、うつ病などの精神疾患として治療される場合も少なくありません。

副腎疲労症候群のチェックリスト

• 朝が起きられない。
• 熟睡できず、朝に目が覚めても疲れが取れない。
• 甘いものや塩分が高いもの(しょっぱいもの)を好んで食べる
• エネルギーが不足している感じ。元気が出ない。
• いままで出来ていた仕事量がいまや困難になってきている。
• ストレスをマネージメントすることが難しくなり、大きなストレスがくると不安になり、人に八つ当たりをしたり、タバコに逃げてしまうことが増えた。
• 風邪や呼吸器の感染症(気管支炎など)にかかるとなかなか治らない。ぶつけた傷なども治りにくい。
• 起立性低血圧をおこす。座っていて急にたつと目の前が真っ暗になる(真っ白になる)。
• 気持ちが落ち込む。”うつ”っぽい気がする。
• 今まで大好きな趣味や楽しい出来事がそれほど楽しく感じられない。
• 食事を抜くとぐったりしてしまう。
• 甘いものを食べると急に元気になるが、その後強い倦怠感に襲われる。
• 最近 物忘れをする。記憶力が落ちた気がする。
• 集中力が低下している。
• 我慢が出来なくなり、急にキレてしまう。
• 原因不明の倦怠感。病院での血液検査や尿検査などで原因が見つからない。
• アトピー・喘息・花粉症などのアレルギー症状がひどくなった

• うつ病と診断されたが、うつの薬が効かない。
• 夕食後の午後6時以降になると 少しずつ元気になってくる。
• 性への興味、性欲が落ちた
• PMS(月経前症候群)が悪化している。

※月経前症候群とは
月経の数日前から月経が始まるまでの間に、腹痛、頭痛、肩こり、むくみ、便秘、下痢、眠気や疲労感、イライラや気分の落ち込みなどが起こること。月経が始まると症状は消えてしまう。

でてくる症状が、ほぼうつ病に似ていますが、うつ病とちがいがあるのが後半の4つです。

うつ病と診断されたが、うつの薬が効かない。
午後6時以降に元気になる
性欲が落ちた
月経前症候群

これらがあると副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)の可能性が高いです。

副腎疲労症候群になる原因とは?

慢性的なストレス 
コントロールできていないストレス
急激で過大なストレス(大切な人との死別、交通事故など)
アレルギー(慢性フードアレルギー、化学物質、花粉症など)
過度の労働
喫煙
不眠
食生活(砂糖・ジャンクフードや偏食、過度の飲酒)
白い炭水化物(精製された米、小麦、加工食品)
薬物(抗生剤、ステロイド、ピルなど)

副腎疲労症候群の仕組み

①ストレスを脳で感じます。
②すると脳から副腎刺激ホルモンがでます。
③副腎は刺激を受けて抗ストレスホルモンを出します。
それによりストレスが緩和されるのです。

しかし、ストレスが毎日続き、不規則な食生活など栄養障害が加わると、副腎はカンタンに疲れてしまいます。

すると、満足な抗ストレスホルモンが出なくなり、副腎が疲労してストレスに対抗できなくなってり、ホルモンが足りずに各症状がでます。

これを副腎疲労症候群といいます。

副腎は多種のホルモンを分泌する内分泌器のひとつです。
副腎の主要な働きはホルモンの生産と分泌です。
アトピー・喘息・花粉症などのアレルギー症状や、ストレスに対するホルモン分泌もしています。

副腎疲労症候群の5つのセルフケア

まずは【砂糖】と【カフェイン】をカットしてみましょう。

副腎疲労でお困りの人は、同時に、低血糖症である可能性があります。

・糖質の過剰摂取

・インスリンの分泌(上昇した血糖の降下・低血糖も起こる)

・副腎ホルモンの分泌(コルチゾール・下がり過ぎた血糖の安定化)

・副腎への負担増↑、ホルモン分泌減↓

・症状の悪化

特に甘い飲み物・・・缶コーヒーは、一時的にはシャキッとしますが、疲れている副腎にムチを打つようなモノです。

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 【塩分は控えない】
副腎は体液の電解質(ナトリウム-カリウム)のバランスを調節しています。
塩辛いものが欲しい場合は、塩分を摂るように心がけてください。
毎食みそ汁を欠かさず、漬け物や飲料水に塩(0.9%生理食塩水)を入れて飲むようにしましょう。

野菜ジュースは、カリウムを大量に含んでいて、ナトリウムが排出されてしまうのでNGです。

 【早めに寝ること】
副腎疲労の回復は夜間に行われるので、夜11時までに寝ること。

副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌時間(体内時計)がズレている人もいます。
朝起きたら、体内時計のズレを元に戻すため、日光を15分は浴びてください。

 【副腎を回復させる栄養】
副腎を回復させるには、ビタミンC、ビタミンB5(パントテン酸)、マグネシウムが有効です

納豆、干し椎茸、さけ、いわし、ゴマ、ひじきなどの海草類、ブロッコリーあたりがオススメです。

 【適度な運動とリラックス】
なにもする気が起こらないかもしれませんが、あえて散歩やウォーキングなど適度な運動をすることで、リフレッシュになり、副腎の回復に有効です。

整体で身体を整えて、リラックスすることも一つの方法です。

副腎疲労のまとめ

副腎疲労に効く魔法の薬はありません。

検査に保険も効きません。
例え検査をして確定診断されても、ホルモン療法や『生活習慣の見直し』になります。

一番重要なカギを握るのは『生活習慣の見直し』です。

『生活習慣の見直し』を行うことで、身体の自然治癒力は疲労した副腎を回復してくれます。

副腎疲労の主治医は、あなたの身体の中にいます。

最近、うつ病は副腎疲労などの誤診で薬漬けになる方が多くなっています。
20年前に提唱された概念なのに、テレビでも取り上げられていません。

【砂糖】が原因の一つとなれば、広告主であるメーカーから圧力がかかるのは目に見えていますよね(;´ー`)

まず薬というリスクのある方法を選択する前に、リスクのない方法から試してみませんか?

副腎疲労と整体

かたこり整体院の整体で副腎を活性化させて、一時的に楽な身体にすることは可能です。

これは、あくまでも残っている副腎の力を引き出すので一時的な効果。

例えるなら、馬にムチを打つようなモノ(副腎調整は痛くありません)なんです。

『あ〜、楽になった!』

そう感じていただけますが、楽になった余力を仕事などに使うと、また疲労します。

余力が出た分は『生活習慣の見直し』に使って欲しいのです。

身体を戻しても、そうなってしまった根本原因である『生活習慣の見直し』もセットで行わないと元に戻るどころか、以前よりもむずかしい状態になるんです。

ホルモン療法・薬物療法ではなく、整体と『生活習慣の見直し』で、リスクなく副腎疲労を改善させたいという方にはピッタリです。

お気軽にお問い合わせください。

0120-978-628(携帯も無料通話・10時〜20時)

参考文献

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