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震災後の整体的な3つのセルフケア

この度の地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

余震も続いているようですので、被害が少なくなることを祈っております。

災害の後では、ご自身やご家族が被災された方はもちろんのこと、

●過去に被災された方
●テレビなどで影響されて不安になっている方
●自分は大丈夫と思っている方

身体・脳・こころが混乱し、大きなストレスを感じることがあります。

そのような震災後の身体にかかる負担を減らす、整体的なセルフケアをお伝えします。

詳しい説明はあとにして、まずはやり方をご紹介しますね。

震災後の整体的な3つのセルフケア

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その1 おでこに手を当てるだけ。

片手でも両手でもかまいません。

手の体温を感じながら、ソフトに手を当てます。

脈が感じられるまで、ゆったりとした呼吸をしながら行うだけ。

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熱を測るときのように人にやってもらってもよいです。

自分が不安を感じたときはもちろん、ストレスを感じて疲れきっている人や、怯えている子どもさんにも使ってみてください。特に感受性の高い子どもは寝付きが悪くなったり、悪夢をみたり影響を受けます。

加藤さつきさんがFacebookでも紹介されています。

その2 おでこ伸ばし

おでこ伸ばし

こちらはおでこの皮膚をずらすことによって、前頭葉に血流を集める方法です。

①仰向けに寝て、頭の下に枕を置く。

②リラックスした状態で目を閉じて、両手を額に当て、額を軽く押しながら、皮膚を上方に引っ張る。

③そのままの状態で、30秒キープ。以上を2〜3回繰り返す。

こちらの効果は、

①自律神経の調整作用

②頚椎(首の骨)の矯正効果

もあるんです。

その3 足の裏

足の裏があると感じる。

これだけ(笑)

あとで説明しますが、前頭葉の血流が低下すると、足の裏の感覚も低下して、まさに地に足がついてない、フワフワした感覚になっています。

テレビなどを通しての疑似的な被災体験も、情報の方に目が行ってしまって、自分は安全な場所にいるのにもかかわらず、どこに立っているのか?わからない状態になっています。

そこで改めて足で地面を感じることで、立ち位置の情報に修正がかかって、よけいな不安から抜け出すことが出来ます。

災害によるストレスとは?

● 心理面→気分の高揚、イライラ、不安、孤立感、無気力、パニックなど
● 身体面→睡眠障害、頭痛、倦怠感、動悸、食欲不振、腹痛など
● 思考面→自責感・罪悪感、集中困難、記憶・思考の混乱、判断力の低下など
● 行動面→他者との交流を避ける、飲酒量の増加、過食、怒りっぽくなるなど

災害のような生命の危機と身体が判断するようなことに遭遇した後には、身体的反応(ふるえ、めまい、敏感・硬直反応など)や心理的反応(パニック、無反応など)が起こります。

これらの反応は「震災後に起こる当然の反応」です。

「気力の問題」「自分は大丈夫」「自分が弱いせいだ」などと考え、無理に抑え込もうとすることは良くありません。

セルフケアを行うように努めましょう。

こうした反応が長期間続く場合には、医師や専門スタッフに相談するようにしましょう。

災害によるストレスの影響を大きく受ける条件

災害によるストレスの大きさは、個人の置かれた環境によって大きく異なります。

震災の被害をご自身またはご家族が受けた場合に最もストレスは大きくなります。

それに加え、過去に被災体験がある方や、被災者のケアをするような業務がある方、一人暮らしの方や、身体疾患のある方はストレスの影響を受けやすいとされています。

ご自身が当てはまる場合には、ストレスの影響を大きく受けている可能性がありますので注意するようにしましょう。

身体ではナニが起こっているの?

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脳の中心奥深くに「扁桃体(へんとうたい)」という器官があります。

これが不安・恐怖・悲しみを起こす根源になっています。

この扁桃体を制御しているのが、前頭葉です。

詳しく書くと前頭葉にある「DLPFC」というエリアが直接制御していると考えられています。

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震災など大きなストレスがかかる

前頭葉がフリーズ、ダウン(血流が低下)

扁桃体が暴走

イライラや不安を強く感じる

身体症状(うつ・肩こりを強く感じる・頭痛・眠れない)など

そこで、

おでこに手を当てる

前頭葉の血流が回復

扁桃体を制御

身体症状が落ち着く

という流れに変えましょうというわけです。

まとめ

近年でも、阪神・淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災と大きな震災を経験しました。

さらにテレビやネットで自分が被災したと錯覚してしまうような映像や情報に繰り返し触れる機会が多いです。

揺れている映像、倒壊した建物や道路、繰り返し危険を流す。

疑似的な被災体験ですね。

セルフケアをしつつ、意識的に情報を遮断することも大切ですね。

自分は大丈夫と思っていてもそれは意識レベルの話で、身体レベルではキチンと反応している場合もあります。

あまりにも前頭葉がフリーズすると、コミュニケーションや思考もダウンするので、ケアをしようという判断も消えてきます。

そこが問題を大きくする要因でもあるので、おでこに手を当てるだけ、足の裏を意識するだけと、すごくカンタンなことなので早め早めで対処していきたいですね。

トラウマまでいかなくても、心的外傷後ストレス障害(PTSD)は軽度から重度まで様々。

身体の傷は見えますが、心の傷は見えにくい。

年齢関係なく今でも強く反応が出ることはごく自然なこと。
「まだそんなこと言ってるの」という対応はしないで、ケアをしてほしいです。

アームチェアビクティムについてはこちら

アームチェアビクティムとは、アームチェアに座ってビクティム、犠牲者になりますよ。

全然被害地にいないのに、テレビなどのメディアを通して、悲惨な映像を何回も見ていると、PTSDに近い心理的被害を負ってしまう人たちのことです。

その裏側には、危機心理でビキャリアスリハーサルという、メンタルに、まるでそれを体験したかのようにリハーサルをしてしまう。
それによっていろいろな問題を起こすわけです。

自分が成すべきコトをして、普通に過ごせるようにしていく。

これがまわりまわって被災地のためにもなるんです。

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